
10/15発売のVol.1 澁谷浩次(yumbo)『シブヤくん』とVol.2 ゑでゐ鼓雨磨(ゑでぃまぁこん)『木陰のひわ』、11/12発売のVol.3 工藤冬里(マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)『徘徊老人 その他』とVol.4 小池喬(シラオカ)『宇宙のくしゃみ』、そして来週12/10に一般発売(通販先行発売中!)となりますVol.5 ゆーきゃん『7 Feet in the Grave』とVol.6 テニスコーツ『Hope you are Wells』とリリースを重ねてきました「7e.p. presents 7solo」シリーズもいよいよラストの一タイトルを残すのみとなりました。
「7e.p. presents 7solo」の概要につきましてはこちらを。
最後の7タイトル目は、吉村秀樹 (bloodthirsty butchers)『Selected Solo Works』。2015/1/20(火)発売。
多くの方がご存知の通り、吉村秀樹氏は昨2013年5月27日に急性心不全により急逝されました。そのためこの作品は完成までに予想外の時間を必要とし、また故人の生前に我々が企画していたものとは全く異なる内容となることを余儀なくさせられました。少しばかりその経緯を解き明かすと…。
2011年晩秋この7soloシリーズの企画を思いついた際に、すぐさま吉村さんにもオファーしたところ二つ返事で参加を快諾してくれました。しかし、10周年の7e.p.同様に25周年のアニバーサリー・イヤーだったブッチャーズも精力的に活動、新作アルバム『youth』の制作中で吉村さんも多忙、こちらも10周年記念ツアーや他リリース等に忙殺され、と作品の具体的な内容を詰めるところまで2012年中には到らず。
明けて2013年春、7soloの参加予定者の5/7がミックスまで終了した音源を提出とプロジェクトは着実に進行という状況を受け、そろそろ吉村さんとも制作詰めていかねば、ということで、5月20日に渋谷の某居酒屋でブッチャーズのマネージャー渡邊氏も交えて打合せ。収録内容も全て新録(オリジナル+カバー)でと方針も固まり、数日後には録音用のスタジオも仮押さえを済ませました。
そして、5月27日吉村さんの突然の逝去を受け、プロジェクトは中断します。
中断期間中も、7人目として別のミュージシャンをリストアップする、という考えは全く頭にありませんでした。代りとして選ぶという行為も決定的に違和感があったし、そもそも吉村さんの代りなど当然いないわけで。とは言え、では本人による新録が叶わなくなった状況で一体どのような作品にするのか? 正直に言えばプロジェクト名はそのままで6アーティストのみのリリースということを考えたことすらありました。
しかし、渡邊さんの多大なるご協力のもと、生前にソロ名義で発表された楽曲たちをコンパイルした編集盤という方向性が見え、発売日を吉村秀樹48回目の誕生日にあたる2015年1月20日にすることが決定。吉村さんの作品を「7e.p. presents 7solo」ラストの第7弾に設定することによって、他6タイトルのリリース・スケジュールも逆算して決めていき、足掛け約3年を経て2014年8月11日遂に「7e.p. presents 7solo」シリーズを発表するまでこぎつけました。
この『Selected Solo Works』は私たちが当初頭に描いていた作品とは異なるものです。しかし、結果として2014年11月にリリースされたbloodthirsty butchersのレア・トラックス集『血に飢えた non-album songs』2タイトルを補完し、日本のオルタナティブ・ロックを長きに亘り牽引した巨人のソロ作をまとめあげた初の作品集を制作する貴重な機会を得れたこと、そしてその作品を「7e.p. presents 7solo」の最後を飾る一枚とできたことをとてもとても誇らしく思っております。
[NEW RELEASE]

7e.p. presents 7solo Vol. 7
吉村秀樹 “Selected Solo Works”
epcd 083
2015/1/20発売→7e.p.Online Store 1/16発送開始予定
CD 1,800円(税抜/7e.p. Online価格)
E式シングル紙ジャケット
1. 5月 (YOSHIMURA & KEN)
2. untitled
3. story
4. 雨ニモマケズ
5. riffraff
6. ready steady go
7. zarame
M1 トリビュートアルバム『We Love butchers indie version』(ZIKS-095)(1999年)より
M2 7”シングル 吉村秀樹自主制作盤(391tone-y002)(2002年)より
M3 コンピレーションアルバム『酔いどれ詩人になるまえに』(VPCC-84437)(2007年)より
M4-7 NBC作戦チャリティコラボシリーズ第10弾「吉村秀樹×竹林現動×浅野忠信×NBC作戦 チャリティー」(2012年)より
more info & order→http://www.7ep.net/item/epcd083/
ブッチャーズのトリビュート集に谷口健(BEYONDS、fOUL)とのデュオとして自ら参加したM1、300枚限定で自主制作された片面のみ7″収録曲M2、KO(SLANG)を中心とした東日本大震災支援プロジェクトに賛同し、同プロジェクトの為に書き下ろしたチャリティーCD「吉村秀樹×浅野忠信×竹林現動×NBC作戦」収録曲(M4~M7)と全て現在では廃盤状態の貴重なトラックをコンパイル。竹林現動(ex-cowpers、ex-SPIRAL CHORD)のペンによる吉村自身もお気に入りだったM7は、ブッチャーズ後期のライブのSEとして使用されていたもの。唯一無二という表現が何の誇張もなく用いられるべきギター・プレイをフィーチャーした親密な雰囲気に包まれたインストゥルメンタル・トラックからは、ブッチャーズ・サウンドの最大の魅力として常に豪放さと共にあった繊細さとメロウネスを存分に堪能できる。そして、バンド活動と並行して精力的に行われてきた吉村のソロ・ライヴの空気を濃厚に伝える唯一のヴォーカル曲、ブッチャーズ・ナンバーの弾き語りヴァージョンM3(オリジナルは『ギタリストを殺さないで』収録)。
