10/15発売のVol.1 澁谷浩次(yumbo)『シブヤくん』とVol.2 ゑでゐ鼓雨磨(ゑでぃまぁこん)『木陰のひわ』、そして先週より7e.p. Onlineでの先行発売も始まりましたVol.3 工藤冬里(マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)『徘徊老人 その他』とVol.4 小池喬(シラオカ)『宇宙のくしゃみ』と順調にリリースを重ねてきました「7e.p. presents 7solo」シリーズもいよいよ残り3タイトル。ここからは高速スライダーあるいはスプリット的なキラーな変化球を連投していきます!
11/28(金)に7e.p. Online Storeでの発売開始、一般発売は12/10(水)となる第三弾2タイトル。
Vol.5は長年にわたり京都での7e.p.公演への出演&ブッキングに協力してもらってきたゆーきゃんの京都時代最後の録音物となる『7 Feet in the Grave』。
Vol.6はジャド・フェア&ノーマン・ブレイク(ティーンエイジ・ファンクラブ)との共作『ハウ・メニー・グラスゴー』も話題、レーベル7周年や10周年の節目となるロングツアー(前者は12本、後者は9本)にもお付き合いいただいたテニスコーツの『Hope you are Wells』。
かたや普段主にソロたまにグループ名義で活動のゆーきゃん、こなたさやと植野隆司の不滅のデュオでありますテニスコーツ。
そうです、両者ともに「普段主にグループで活動している人のソロ」という基本ルールから外れております。そして、偶然ながら両者共にカバーアルバム。
ちょっと長くなりますが裏話をしますと…。

まずゆーきゃん。次々に候補者たちに参加を快諾してもらい埋まっていった7soloのラインナップですが、実は最後の7人目の交渉がなかなかに難航しました。そんな中思い到ったのが、7e.p.のツアーには欠かすことの出来ない街である京都のシーンを長年支えてきたゆーきゃんの存在でした。東京、宮城、兵庫、愛媛、愛知と全国各地に広がった7soloのラインナップ、その京都代表として、7e.p.の最も長きに渡るサポーターの一人であるゆーきゃんこそ7solo最後のピースに相応しいのではないかと。そして、結果的に『7 Feet in the Grave』は故郷の富山へと移住する直前、ゆーきゃん京都時代の最後の録音作品となりました。ビート・ハプニング、yumbo、モールス、ジェフ・ハンソンと7e.p.からリリースされた楽曲を中心に昨春ツアーをともにしたジュリー・ドワロンの曲やセルフカバーも収録。

続いてテニスコーツ。こちらは元々シリーズの基本ルールに従い、さやさんソロとしてのオファーでしたが、多忙を極めるテニスコーツの活動の日々のなか、なかなか作業に入れず。そして、いつしか相棒植野さんも巻き込んでの制作となったのは、彼らとはかねてから交流の深いビル・ウェルズの作品集。折しも去る6月に行われたテニスコーツ6日連続公演での久々の再会を契機として7e.p.からビル・ウェルズの『サマー・ドリームス』を日本限定でリリースすることも決定。テニスコーツから送られて来た録音候補曲にはその『サマー・ドリームス』からの2曲も、というわけで基本ルールは撤回。考えようによっては、テニスコーツ(デュオ)の作品であると同時にビル・ウェルズ(ソロ・アーティスト)の作品でもあるわけですが。
そんな訳で7soloの基本ルールから外れた変化球ではありますが、内容の方はバッチリ、両タイトル共に素晴らしい作品であります。
[NEW RELEASE]

7e.p. presents 7solo Vol.5
ゆーきゃん “7 Feet in the Grave”
epcd 081
12/10発売→7e.p.Online Store 11/27先行発売
CD 1,800円(税抜/7e.p. Online価格)
E式シングル紙ジャケット 歌詞付
7e.p.Online Store特典:ゆーきゃん&麓健一“花火”(長谷川健一カバー)ダウンロードコード
特典配布店:ポポタム(東京)、残響shop(東京)、FILE-UNDER(名古屋)、ON READING(名古屋)、Planets(諏訪)、火星の庭(仙台)、オヨヨ書林せせらぎ通り店(金沢)、more records(さいたま)、HOPKEN(大阪)、蒼月書房(大阪)
1. Hiding Behind the Moon (Jeff Hanson)
2. 水が欲しい (yumbo)
3. Will You Still Love Me in December? (Julie Doiron)
4. 桜 (セルフカバー、1stアルバム『ひかり』収録曲)
5. 分水嶺 (moools)
6. Indian Summer (Beat Happening)
7. 或るつばさに (新曲)
カッコ内はオリジナル・アーティスト
more info & order→http://www.7ep.net/item/epcd081/
ボロフェスタの共同創始者であり京都シーンの顔役として知られたゆーきゃんが、長年住み慣れた京都を去る直前の2013年春にホームグラウンドの一つであったUrBANGUILDにて録音。彼が初めて7e.p.の存在を知ったというベックの作品にかけたアルバム・タイトルが表すように、2005年のミラー京都公演を皮切りに何度となく7e.p.の招聘ツアーにサポート出演してきた彼らしく、ジェフ・ハンソン、yumbo、モールス、ビート・ハプニングと7e.p.リリース作品のカバーを中心に、昨年3月に7e.p.からの新作リリースに伴う来日ツアーを共にまわったジュリー・ドワロンの代表曲、自身の1stアルバム収録曲のリテイク、そして新曲を収録。UrBANGUILD名物のディープなハウスリヴァーブを巧みに活かすことにより、ゆーきゃんの持つサイケデリックで幽玄な美しさをかつてないほどに表出することに成功している。
[NEW RELEASE]

7e.p. presents 7solo Vol.6
テニスコーツ “Hope you are Wells”
epcd 082
12/10発売→7e.p.Online Store 11/27先行発売
CD 1,800円(税抜/7e.p. Online価格)
E式シングル紙ジャケット
1. Singleton
2. Wiltz
3. When Spring Unfolds
4. Rye and Guy
5. On the Beach Boys Bus
6. Poxy
7. Banned Announcements
8. Duck
9. Four Cows
10. Unguarded Moment
11. The Dust of Months
12. Autumn at Glance
13. The Summer
14. Doesn’t Play
more info & order→http://www.7ep.net/item/epcd082/
2009年3月のキャルヴィン・ジョンソン&カール・ブラウとの7e.p.7周年記念ツアー、計5本行われた7e.p.10周年ツアーシリーズのラストを飾った2012年11月のマウント・イアリ&ニコラス・ケルゴヴィッチとのツアーをはじめとして数多くの7e.p.公演で忘れ難き名演を披露してくれたテニスコーツ。かねてより交流の深いスコットランドのコンポーザー/マルチ・プレイヤー、ビル・ウェルズ(Bill Wells)の楽譜集『The Loasthsome real book』からの曲を中心に構成され、10/8に7e.p.よりリリースされたウェルズの日本限定盤『サマー・ドリームス』からの2連発で感動的に締め括られる。これまでもジャド・フェア、ノーマン・ブレイク、パステルズ、テープ、パスタカスなど数多くのアーティストとのコラボレート作品を発表してきた彼らですが、一人のコンポーザーの作品集となると初めての試み。ドラムレスの繊細なアンサンブルでウェルズ作品の優雅でどこかノスタルジックなメロディを美しく描き出した逸品。作者ビル・ウェルズ自身も大絶賛。
